第165回天皇賞・春、今年はディープボンド、タイトルホルダーの二強という構図でレースは展開される。
二強は外枠でどう好走演じるか、前哨戦のレースレベルはどうかという課題を抱えながら人気馬を伏兵陣が虎視眈々と金星を狙う。
インコースで末脚を溜める競馬が理想。
加えて厳しいレースペースを味方につけることができるハイペース適性のある馬を本命に推奨したい。
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天皇賞・春 最終結論◎ヒートオンビート
本命推奨はヒートオンビート。確かな末脚で近走善戦続くヒートオンビートがこの大舞台で輝きを見せると予想した。
前哨戦の阪神大賞典、日経賞共にやや凡戦気味に映った。
昨年、ディープボンドが圧勝の阪神大賞典の時計が37.8-37.5-36.9という構成で、今年は38.5-37.3-34.6とややスロー気味。余力ありのレース内容から買えるのは上がり最速のディープボンドのみだが、不安の残る内容。
日経賞にしても、37.8-38.3-34.7というレース構成で中間は戦闘でマイペースを刻んだタイトルホルダーが緩めたスローペース。菊花賞でも見せたように中間大きく緩ませるペース展開を刻んだこのレースが果たして本番・天皇賞に直結するかと言われれば…?
昨年、ワールドプレミアが優勝した天皇賞・春の時計構成35.8-36.5-37.4ということであれば、前哨戦はいずれも本番への適性を問われたとは言い難いだろう。今年はこの二強に厳しいジャッジをせざるを得ない。
阪神大賞典で上がり最速を決めたディープボンドはともかくとして、今年の日経賞の緩めのレース内容から改めて見直したいのは上がり最速を決めたヒートオンビート。
追走スピードはそれほど速いタイプではないが、後半58秒台の時計を刻むレースでも好走演じることが出来る強みがある。
今年のチャレンジCは前半63秒台-後半58秒台という時計構成で二着に好走し、中山金杯では前半61秒台-後半58秒台という時計構成で三着好走。
いずれも前半緩めのペースから後半5F勝負、長く良い脚が求められるレース内容が天皇賞・春向きと判断した次第。
確かな末脚が光る舞台としてこの阪神3200Mを選んだ。ドスローとも言える前哨戦の負けは度外視で、乱ペース・天皇賞・春で改めて能力発揮、二強に迫る走りを期待したい。
『最終結論』
◎ヒートオンビート
○ディープボンド
▲テーオーロイヤル
△タイトルホルダー
△ロバートソンキー
△タガノディアマンテ
△シルヴァーソニック
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