暮れのグランプリ・有馬記念。今年も昨年王者クロノジェネシス、エフフォーリアと役者が揃った。
“強い牝馬”、クロノジェネシスのラストラン。
立ちはだかるのは強い三歳世代。
エフフォーリア、ステラヴェローチェ、タイトルホルダーと今年のクラシック戦線を沸かせた三頭が今年のグランプリに華を添える。
中山2500M、小回り、長い距離…適性加味して本命を託す。
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有馬記念 最終結論◎タイトルホルダー
今年の有馬記念、本命◎を託すのは菊花賞馬タイトルホルダー。
秋初戦のセントライト記念こそ大敗したが、菊花賞で逆襲に成功。
ペースに緩急をつけた逃げでGⅠタイトルを奪取。チェンジオブペースだけではなく、高い能力も証明してみせた勝ちっぷりから有馬記念でも勝負になると踏んで本命推奨とした。
有馬記念の過去10年の流れが36.5-37.3-35.9。中盤緩むレース構成で、後半は時計が掛かり気味。
中盤大きく緩むレースでの適性が大きく問われそうな一戦で、まず着目したのが今年の菊花賞。
今年の菊花賞のレース構成が35.1-38.1-35.1。中盤大きく緩んだことで”騎乗が上手い”といった具合に解釈されがちだが、折り合い、そういったレース構成を刻める馬の適性は見逃せない。
前半は確かに速めに動かしたが、中盤で大きく制御したパターンは弥生賞と同様。
皐月賞の敗因が36.3-35.5-37.0といった具合に、中盤かなり速い展開に推移したレース構成だと推察すれば、ペースが抑えられる傾向にある有馬記念ならばエフフォーリアとの差は詰まる。
有馬記念のレース構成から言えば、そこまで前半、中盤共に速くはならない。
上がり時計も過去10年で35-36秒程度が平均ならば、後続はそうそう差し込めない。
パンサラッサが暴走気味に逃げたとしても、後続は平均ペースを刻む。
実質的な逃げ馬としてタイトルホルダーが後続のペースを惑わす可能性高い。
人気を背負うエフフォーリアはこの初舞台、緩めのペースでどういったレースを展開できるか。
能力申し分ないとしても経験不足の感は当然否めない。
凱旋門賞から帰ってきたクロノジェネシスもどこまで巻き返すか不透明。
二強の現況がどうにも不鮮明で不安ありとなれば、フレッシュでスタミナ抜群のタイトルホルダーに本命を託すのが妥当だろう。
本命推奨はタイトルホルダー。前走はフロックではなく、実力と見て良い。
持続力勝負ならまずこの馬の出番と見て本命を託す。
『最終結論』
◎タイトルホルダー
○エフフォーリア
▲クロノジェネシス
△ステラヴェローチェ
△パンサラッサ
△アサマノイタズラ
△ペルシアンナイト
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